早期退職の記事について
最近、新聞やテレビ、ラジオでも早期退職という言葉を聞く機会が増えてきました。
今朝の日経新聞にはコカ・コーラ、中外製薬、富士通、カシオ、アルペン等名だたる大企業が
名を連ねてました。
上場企業は半年で昨年の倍のスピードだそうです。
人手不足と言われていても大企業では早期退職を促している訳です。
昨今の日本は、確かに一部の儲かっている企業もあると思いますが(おそらくほとんどが大企業)
今後の日本の経済情勢の見通しが不安なため
内部留保をしている企業がほとんどだと思います。
今どこの企業も本音は若い人材が欲しいし、将来に投資したいのです。
今まで年功序列型で来た反動で、企業にとっては中高年が一番ボリュームコストになっている
言わば金食い虫と言っている様なものです。
今まで一生懸命働いてきたのに、給料が高いから辞めてほしいと宣告されるわけですから・・・
あのトヨタですら終身雇用が終わったと言い切った訳ですので、今後ももっとこの動きは加速するでしょうね。
私も過去サラリーマン時代を少し思い出しましたが、それは会社に在籍している間は毎日必至でした。
有給なんて取得した事もないですし、サービス残業も当たり前でした。
(多分今振り返るとブラックでした。)
何より自分のためというよりは会社のためという感覚も大きかったと思います。
これは私の性分もあるため、皆様考えの違いはそれぞれ色々あるかと思います。
ただひとつだけはっきりしている事は、会社のために粉骨砕身働いていたとしても
私が勤めてきた会社はそれほど社員の事は考えてくれてませんでした。
例えばそれがどうしても納得できないというのでしたら、その会社の役員になるなど中核にまで
行かないと後は使い捨てです。
中には本当に社員を大事にする会社もあるとは思いますが、恐らく全体から見ればごくごく僅かです。
人手不足という意味は、誰でも来てほしいという意味ではなく、すぐに即戦力がほしいという意味です。
今の安倍さんは海外の人材を受け入れてますが、これでは今の日本人の所得はどんどん減る一方です。
そもそも近年は東南アジアの人材をよく見かけますが下手な日本人よりも本当に勉強しているでしょうし、
勤勉に見えます。
下手な日本人よりは即戦力になるでしょう。
当社でも優秀な方でしたら是非バイトに雇いたいくらいです。
今後は言うまでもなく年功序列の形態が減って行き実力主義の企業が増えるでしょう。
海外の会社が親会社になってどんどん牛耳られるかも知れません。
要するに会社から仕事ができない不要要員と見なされれば即刻さよならを告げられます。
中にはこれを機に独立を考える方もいらっしゃるとは思います。
でもそれは毎日着々と勉強、自己投資をしてきた方々だからできる選択肢です。
今までぼーっと何も考えず、ただ会社の言いなりの惰性状態で毎日働いていた方は今後相当厳しくなるでしょうから
まさにここからが考え時です。
今は不動産投資に限らず、色々な投資先も、副業も出てきておりますので先ずは今から準備をして今後いつ何が起こっても良いように
知識、経験を武装していきたいものです。
これは私も未熟ですので自身も心掛けております。
何度も言っておりますが結局最終的には政府も会社も友人も誰も助けてはくれませんので。
先ずはここから理解するしかないと思います。