業者からお客様と認めてもらうには 投資家としての心構えについて

2019年06月14日(金)

最近、例の金融庁審議会の年金2,000万不足発言が相当国民に響いたみたいで、
ネットでも大騒ぎですね。
麻生大臣も一生懸命火消しに動いてます。

年金は無くなりはしないまでも、今後このまま今の状況が続けば支払われる割合が
現在の60%から50%に減少するとも言われてます。

それは誰もが不安になりますよね。

基本政治家は選挙の事しか考えていない訳です。
それでいて10月に消費税も増税しようとしています。

年金は少なくなる、消費税は上がる、デフレで給料は上がらない、景気は一向に良くならないでは
若い方は結婚もしたくても経済的理由でできませんし、結婚は無事にしたまでも、現状の生活では子供は作れないというのも頷けます。

以上の理由からも本業とは別に何かしなければと、不動産投資に興味を持たれる方も
いらっしゃると思います。

数年前から不動産投資を知られた方や既にやられている方はご存知の通り、今はとにかく融資が大変厳しい状況に
なりました。
ただ皆様その中で現状やれる事を精一杯頑張って模索していると思います。


そこで今回は業者と賢い付き合い方について触れたいと思います。

先ず当社に限らず面談を行っている所は多いと思います。

そこで以下を意識されたら宜しいかと思います。

 

●受付シートにて自分の属性、希望条件含めできるだけ詳細に伝える。
当社でも受付シートを頂けないお客様には基本、新規物件のご紹介はもとより取引もお断りしております。
業者側も現状を把握できないとアドバイスのしようがないです。
またお客様側からも自分は買える客ですとのアピールのツールになるという意味もあります。

 

●大きい態度を取らない。
これは当たり前の話ですが、初心者に限らずベテランのお客様でも仲介業者や管理会社に対しても横柄な態度の方が
ごく少数居ますが絶対に避けるべきです。なんのメリットもありません。
仲介業者は物件探しロボットではありませんし、管理会社もお客様の部下でも下請けでも何でもありません。
はっきり言ってただ嫌われるだけですし紹介も来なくなります。
逆にできる大家さんは穏やかで決して命令などしません。考えも三方良しの近江商人的(ウィンウィン)な考えです。

 

●初回から必要以上に資料請求しない
当社に限らず他社さんでも良くあるケースかと思いますが、どの物件を問い合わせするにも
大量の資料請求をしたり、やたらと細かい質問をされる方をたまに見ますが結構嫌われます。
業者側からすると時間をかけて折角資料を集めても、お客様からたった一言で断りが来ると
全ての時間が徒労に終わります。
あくまで、最初は最低限の資料請求と質問に留め、現地を確認、調査したの上でもし検討に値すると思ったら
随時請求すれば良いと思います。因みに当社では質問や資料請求があるお客様には受付シートを頂けた場合のみ対応しております。

 

●買付も限度を超えている指値をする方。
基本当社では鬼の様な指値はすべてお断りしております。
単に通らないのと、売主様や元付業者さんを怒らせてしまうだけだからです。
額によっては当社が笑いものになる可能性もあるため以上の理由からお断りしております。

 

●補足

何かの本のパクリかな?という位やたらと厳しい条件で探している方もたまにお見受けします。
そんな好条件の物件があれば業者が買うよというような物件です。


例えば業者も非公開物件を紹介する場合、新規の一見さんよりは過去に取引頂いたお客様から優先して紹介し、
次に確実に買えるお客様に紹介していくと思います。
その際やはり対応にも気持ちが良い方の方に軍配が上がります。

投資家としての心構えについても触れてみます。


面談でもごくごく稀にお見受けしますが、何でも他人事のような考えの方です。
他人ごとではなくで自分事で考えてみて下さい。
面談に来て、私はド素人だから0から教えてよ、どうしたら儲かるの、非公開の情報だけ下さい等・・・
というようなクレクレ君では到底失敗は目に見えてます。


本当に真剣でしたら投資の本も最低5冊以上は読まれるでしょうし、最低限の知識は入れてきます。
結局知識0の人と1以上の人に教えるのですと、同じ時間を割いても濃度が全然変わってくるのですね。

逆に現状自分は本当に何も知らないのかという事を知る事ができただけでも目っけ物です。
後は知識をどん欲に入れていくだけだからです。

 

これは何にでも当てはまると思いますが大事な事は相手の立場に立って考える事ですね。

私自身も気を付けております。

 


兎に角今の日本は本当にもの凄い時代になってます。

皆様、結構独立するにせよ投資をするにせよ困ったら誰かが助けてくれるのでは?と甘い考えの方も

居ると思いますが、結局の所誰も助けてくれません。

今は自分で自主的に動いていかないといけなくなったのだと思います。

私も独立する時も、結局誰も助けてもらえませんでしたし現在も助けてもらってません。(笑)

皆様にもはっきり言える事ですが、はっきりって今勤めている会社も、政府も誰も助けてくれません。

独立にしろ、投資にしろ全て自己責任です。

本当にこれからは皆が危機感をもって生きないとまずい世の中になったのだと思います。


ボクシングの井上選手も、イチロー選手も毎日毎日地味な練習をもくもくとやってきたからこそ
あの輝かしい結果が残せている訳です。


他人を批判したり、批評するのは簡単ですが、じゃー自分は何者なの?
と話です。(仕事のできない人ほど自分の事は棚に上げてやたら他人の事が気になるものです。)

ネットで匿名で批評している当人はその瞬間は気持ちが良いのかも知れませんが、
やはり建設的ではないですよね。

文句を言うなら堂々と名前を晒して言った方がよほどマシです。

 

こういった事もやはり無意識に、毎日の生活に対する不安、社会や政府に対する不安の表れ、余裕のなさ

なのかも知れませんね。


皆様年収や、ご年齢、金融資産等がバラバラで、個々によって状況もバラバラですが、毎日あきらめずコツコツ情報収集したり勉強を続ける事が大事だと思います。


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